
高校生の進学で文系と理系選ぶならどっちがいいの?
高校になると進路で文系か理系を選択しなければならない。
高校生の中にはどっちがいいのか実際わからない人もおおいだろう。
仲の良い友達が理系に行くから自分も理系にするとか好きなあの子が文系だから自分も文系にするとかも、あるかもしれない。
ただ、文系にするのか理系にするのかこれからの人生において大切な選択になるので十分に考えて答えを出して欲しい。
今回はそんな悩める高校生の為に、人生の先輩たちの意見を集めてみました。
この意見を参考にしてから答えを出しても遅くないですよ。
Contents
高校生の進学は文系派の意見
20代女性
頭で計算しちゃうか、読めるのかで随分頭の使い方が違うと思います。
冷静に読めてるのか、計算が早いのかで生活も見えますよね。
与える影響はどちらがいいのか大分言うまでもないと思うんですが、計算することと読むことのやってることと与える影響でしかなくて、考えなくても分かるんです。
異常なのか普通なのかですがそのマッチ具合で生活も分かりますよね。
特殊でもないし普通なんですけど逃げ方なのか攻め方なのか無影響が一番ですよね。
60代以上男性
このところ、文科省の政策で、国立大学から文科系の学部を排除しようという動きがあって、話題になりましたね。
私が進学するときも、男は理系という風潮がありました。
あえて私は文系に進学したのですが、たしかに、就職その他で、多少不利なこともあったかと思います。
しかし、人間がなぜ生きているのか、人間がどんな文化や歴史を残してきたのか、これから人間はどういうふうに社会を作っていけばいいのかなど、人間にかかわることは、文科系の学問の領域です。
20代女性
とことん理系科目が駄目だったので。比較的簡単なはずの数学1とかも全部赤点連発、科学は一部の科目があればほぼ確実に点は取れても、それのあるところが無い、という具合でした。
それよりは勉強しなくても簡単に取れる国語や書くことさえ考えなければ点の悪くない英語、覚えるだけの社会に重点を置く方が、大学に入りやすい、ということで文系を選びました。
大学で理系寄りの文系を選んだせいで色々苦労してしまってはいますが。
個人的には、将来何をやりたいか、もありますが、物によってはどちらからでもいけるし、自分が楽な方を選ぶのも手だと思います。
30代男性
基本的に暗記科目が多いからです。
そして、とくに数学が苦手な人にとっては、数学をある程度敬遠することができます。
ただし、数学を敬遠する分、国語や英語をがんばることになりますけど、数学でよくわからない公式を覚えるのに比べたらずいぶんと簡単です。
そして、大学受験の時は私立文系という選択肢も出てきます。
この私立文系という選択肢ですが、もう暗記さえしていれば難なく合格できるという意味ではすごくやりやすいです。
高校生の進学は理系派の意見
30代女性
私自身が理系の道を進み、様々な分野の人と知り合えたことが一番大きいと思います。
また、理系の科目は、なるべく基礎を教えてもらえる時期に頭に入れてしまった方が後々楽に行けます。
文系の科目は基礎ももちろん大事ですが大人になってからでも身につけられることも多いと思います。
本人の努力はかなり必要かと思いますが。
就職から言えば、なりたいものがあれば、無理に理系は進めませんが決まっていなければ理系で進路の幅を広げておく方法は有利だと思います。
40代女性
高校生で将来の選択が決まっていない状態でしたら、理系を選択しておくのをオススメします。
実際、私は理系重視の高校に入り、文系の授業ももちろんありましたが、理系のわかりにくい授業も丁寧に受けることが出来ました。
最終的には文転しましたが、理系の基礎は出来ていたのでセンター試験で困ることもありませんでした。
文系の教科は授業を丁寧に洗い直すことで追いつくことができ、そこから伸ばすのに予備校の授業も受けましたが、理系重視で勉強の仕方を身につけていたので、苦になることはなかったです。
20代男性
これからの時代、AIや人工知能が次々と開発されていくと思われる。
AIや人工知能によって仕事が次々と無くなっていくことが予想される。
例えばタクシー運転手。
いま自動運転という機能が実用に向けて開発が進んでいる。
他の仕事でも同様のことが言えて、あらゆる仕事がAIや人工知能に取られて、必要な人材が限られてくる。
人工知能に使われる側になるか使う側になるかは、理系であるかどうかにかかっていると思われる。
したがって高校生の進学で文系と理系を選ぶなら理系の方が良い。
ただし文系を選択しても数学理科を勉強するなら文系でも良いと思われる。
20代女性
まず、理系は文系よりも専門的な内容が多く、理系の人間が文系の学科に進む事は出来ても、文系の人間が理系の学科に進む事はなかなか難しいです。
大体の高校生は自分がどちらが向いているとか、何をしたいかも知らずに何となく文系理系を選んでしまっています。
もし、何となくなのであれば、理系を選んでおいた方がメリットはあるかと思います。
また、就職に関しても結局はこれからも人気のある学科は確実に実力のある人材の多い理系です。
よほど文系の科目が好き、得意だという方でない限り、理系を選ぶ事をおすすめします。
50代男性
高校の教師をしていたのですが、いったん文・理の選択をしたものの、やはり選択が間違っていたと思って方向転換する生徒が多くみられました。
その際、理系から文系へ移るのは比較的容易です。
理系であっても国・英などはやっていますので文系の科目にはそれなりに対応できます。
逆に文系の者が理系に行こうとしても、数学・理科系科目などがありますから周りについて行けません。
もちろん自分がやりたい方を選ぶのがベストですが、万が一のことを考えて理系を選んでおいた方が無難だと思います。
40代男性
まずは、文系と理系どちらがよいかという問いに普遍的な答え無いと思います。
どちらがよいかでなく、どちらが得意なのか、自分自身にとってどちらが向いているかで決めるべきだと思います。
私自身は、子供の頃から算数や理科が好きで、得意だったこともあり自然と理系を選択しました。
進学する理由は「学問の探究」であったり、将来のキャリアの為であったり人によりさまざまだとは思いますが、いずれにしろ自分自身の未来をより良くするためであるはずです。
将来社会にでてから、活躍するため、自分自身が輝く為には、やはり自分の特性を活かす選択をするべきでしょう。
得意な科目、分野がある人は比較的簡単に文系、理系の選択が出来ると思います。
しかし、どちらもこれといって得意ではない。
そもそも勉強が好きでないといった場合にはどうしたら良いでしょうか。
こういう場合もやはり進学の先の未来を考えてみることだと思います。
いずれにしろ社会とかかわりをもって生きていくことになるわけですから、その時にどのような関わり方をしたいかを考えてみるとよいと思います。
新しい製品や材料などを作って世の中に貢献したいと思えば理系を選ぶことになるでしょうし、流通や経済といった社会の仕組みに興味をもてば文系を選べばよいと思います。
結局は文系、理系どちらが良いかではなく、自分はどちらを選んだほうが将来の可能性が広がるだろうかを見つめることが重要だと思います。
30代女性
どちらでも変わらないと思うが、文系で学ぶ分野は高校なら理系でもひと通り習います。
一方、理系なら化学・生物・物理など文系を選んだ時に習わない範囲が、存在するので文系の大学に進学するなどの明確な目標がない限り理系を選んだ方が良いと思います。
今の時代資格を取る時などにも、理系分野の基本的な知識があるだけでも有利な面が多いと思います。
文系の資格などは、余程その分野の専門性が高いものを選ばない限り理系の人が学生時代に習った知識を広げていけば何とかなると思います。
30代女性
理系は数学Ⅲや数学C、理科も2科目履修することになるので、文系よりも履修科目数が多くなります。
理系に進んだものの、やっぱり文系学部を受験したいとなった時、受験科目は履修したものばかりなので対応できますが、文系に進んでしまったら、理系学部を受験したいとなっても履修科目が足りないため、受験に対応できません。
ですので、将来絶対文系の分野に進むと決めているならば文系でいいと思いますが、まだ迷っているならば、理系に進んだ方が選択肢が広がっていいのではないかと思います。
30代男性
理系は実験や実践を通し、知識を高めていけるためクリエイティブな部分が培われるように思えます。
文系は知識の構築に優れていると思いますが、インプット重視の印象を受けアウトプットしていくことを自身で学ばなくてはいけないと思います。
もちろん個人差はありますが、数字的な理解や、何かを分析をし実際に試すといったインプットとアウトプットのバランスとしては理系のほうが優れていると思います。
今後、社会に出て仕事をする上でこのようなスキルは重要な部分だと考えます。
30代女性
自分は文系を選んだが、自分が学びたかったことを学んだので後悔はない。
しかし、理系を選んだ方が将来的に選択肢が多いと感じる。
大学院に行く、資格を取得する、転生するという時に有利である。
最終的には自分が進みたい道に進むべきだが、理系の人が文系の仕事を得ることは出来るので、理系を選んでいた方が安全なのではないだろうか。
それに一般的に文系の人は頭がよくないと思われがちである。
全くそんなことはないが、なぜか評価されない。
40代女性
もちろん理系でしょう。
こういう御時世ですから、専門的な職業や技術的な職業など幅広い分野で活躍できる道として理系を選択するべきだと思います。
手に職を・・・ではないですが、何かしら他の人とは違うものを持ってないとこれからの世の中を生きるには厳しいです。
ここ十数年で人工知能の開発の進歩によって、今ある職業もどんどん人々から奪われていくと言われています。
そういったことを考えた時、理系を選んだ方が安心だと思うのです。
40代男性
これからの時代は、IT関連で将来は大儲けだと思います。
まだまだ続くだろうIT時代、コンピューターに触れて詳しくなって、また関連した資格もいっぱいあるので、断然理系が有利な時代だと思います。
私は高校生の頃は普通科で、今になって思うと理数科の高校に行けばよかったと後悔しています。
文系は国語学者や小説家などごくごく限られた職業でしか大成しないと思います。
理系の研究などは広く工業や医学などにも応用が利きそうなので、おすすめです。
50代男性
私は断然理系のほうがいいと思います。
高校が理系なら、大学も理系になるでしょう。
そしたら就職するときに理系のほうが就職口も多く、待遇も断然違ってきます。
私は高卒で就職しましたが、その就職先が大卒の人もたくさんいて理系のひとは本社勤務、文系のひとは営業といった具合に配属に差がでていました。
その先は本人しだいですけど、この差を考えると難しいかもしれませんが理系を選んだほうがいいと思います。
あとは本人次第です。
30代男性
自分が実際に文系のクラスに進んで後悔したので。
自分が通っていた高校では、理系クラスの方がカリキュラムが充実していました。
当時、文系クラスの方が充実していたのはせいぜい社会科くらいだと思われたので、学生の本分が勉強であるということを考えれば、たくさん勉強できる理系の方がいいと思います。
それによって将来の可能性や選択肢も広がるでしょうから。
文系の勉強は後でもある程度できますが、理系の勉強は高校時代に基礎をしっかり学んでおくのが良いと思います。
40代女性
理系はセンター試験等で数学が2科目だったり、理科が2科目だったりして、一見受験教科が多くて不利に見えますが、理系から文転は後からでも可能ですが、逆はかなり厳しいと感じます。
理系なら理工や医師薬学部だけでなく、経営学部や心理学部でも通用します。
私立大学の理系学部の授業料は高いですが、国立なら授業料は一緒です。
卒業後の進路や就職先を考えても、文系より理系の方が就職に有利な場合が多いです。
ただ自分の得意不得意や就職したい業種もあると思うので、関連させて選んだ方が良いと思いますが。
40代男性
論理的かつ形式的な思考、感覚が身につくから。
社会ではきちんとした形式に沿わなければならない場合が多く、苦手な人間はどうにもならない、コレは重要だけど自分のケース。
現実的に国公立大学を目指す進学校であればカリキュラムに対した差は無く、生徒の能力も特に差は無い、文系か理系かなどというものは本人の指向の問題で大人が口出しすべき問題とも思えない。
口出しすべきレベルの生徒であれば、楽な方を勧めるのが最善だと思う。